コロナ禍の影響でパソコンがバカ売れしているようですが、安いからといってメルカリやヤフオクで中古PCを買うのはおすすめしない。ポイントさえ抑えておけば問題ないですが、数年前のCore i5搭載ノートPCでも3万円くらいしますからね。それだけ出せるならもう少し足して低価格路線のPCを新品購入することを強くおすすめします。
とくにノートPCを買うのは避けたいところ。
パソコンをメルカリで買うデメリット
なぜメルカリなどで中古ノートPCを買わないほうがいいのか?
その答えは単純で、パソコンの性能というのは2年ていどで落ちてしまうから。実際に性能が落ちるというわけではないですが、使うアプリやソフトに対応しきれなくなるからなんです。
スマホも数年すると遅くなったりしますよね?
スマホが遅くなる理由と、パソコンが遅くなる理由は一緒で、ソフトにハードが追いつかなくなるからなんです。10万円もするiPhoneを1年で買い換える一方、いまだに5年前のパソコンを使ってるとか、はっきり言ってありえない。
ムーアの法則って聴いたことがありますかね?
ムーアの法則をかんたんに説明すると、パソコンやスマホの性能は3年で4倍になるという法則なんです。わずか3年前のパソコンはいまの格安パソコンレベルの存在になるということ。もっとわかりやすく言葉にすると、3年前に20万円で買ったパソコンは、いまのパソコンの1/4の性能しか発揮できないというもの。
1/4は言いすぎかもしれませんが、一昔前のハイエンドPCがいまの事務用パソコンと同等というのはよくあるはなし。
どんなパソコンを買えばいいのか
たとえば5年前(2015年)のインテルが入っているパソコンを見つけたとしましょう。商品の詳細説明欄には「第5世代Core i5搭載!」とか書いてありますよね?
上の項でムーアの法則についてふれましたが、法則にしたがってみると5年前のCore i5はいまのCore i3以下の性能しかないといえる。Core i3以下ということは、エクセルなどのオフスソフトを動かすだけでももっさりするし、OSの入っている場所がHDD(ハードディスク)だと起動も遅くてイライラする。
ではどうするのか。
もしもメルカリで買いたいなら、少しでもグレードの高いCPUを採用したモデルを探しつつ、保存場所となるストレージがSSDと書かれたものを選ぶようにしよう。SSDのパソコンなら起動が遅くてイライラすることもないし、グレードの高いCPUを選ぶことでオフィスソフトもそれなりに動くパソコンとなる。
さきほども書いたとおりに、ムーアの法則で考えると5年前のCore i7でも、いまのCore i3にも見劣りする。わざわざ古いパソコンを購入するよりも、最新の低スペックにみえるパソコンを買ったほうが後悔は少ないということ。デジタル製品のライフサイクルは3年程度と考え、最新モデルの手に入れやすい製品を買っていくのが一番賢い選択というもの。
5万円以下のおすすめノートパソコン
5万円以下というとキャンペーン価格を狙うのもありですが、ひかくてき低価格のパソコンを扱っているメーカーから探すのがいいと思う。
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