一体型PCがおすすめできない理由とminiPCがおすすめな理由

いきなりですが、テレビデオの悲劇をご存知でしょうか。テレビデオとは、その名の通りビデオデッキとテレビが合体したもので、いまでいうHDD搭載テレビみたいなものです。

要するにテレビデオのように、モニタとパソコンを一体化させてしまうと、一部が壊れることで使えなくなる。という話をしたいのですよ。

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ディスプレイ型パソコンはおすすめできない

一体型PCというのは、パソコンのすべてをモニタに集めたわりには持ち出せないという、なんとも中途半端な商品だったりする。要するにモバイルできないノートPCみたいなものです。

ディスプレイ一体型パソコンの何がダメかというと、ディスプレイが壊れれば使えないし、PC部分が壊れても使えなくなる。せめてテレビ受信ができれば、さいあくテレビとして使うこともできますが、きほんは一部が壊れたらおしまいということです。

このことはノートPCにも言えますね。

壊れた一体型パソコンを修理に出したいところですが、たいがいは修理費が高額になり、最新の格安ノートPCが買えるくらいの金額になったりする。それなら最新の格安ノートパソコンを、数年で買い替えていくほうが精神衛生上よろしいのではないでしょうか。

パソコンを内蔵したモニタを買うくらいなら、格安ノートパソコンのほうがよさそうです。

ディスプレイに付ける極小パソコンという選択肢

省スペース系のパソコンはあれど、それでも大きいからディスプレイ一体型を検討するんですよね。いぜんスティックPCなどというものも流行ってはいましたが、すっかり見なくなりました。

そこでおすすめしたいのが、ディスプレイの背面に取り付けできるくらいの極小パソコンの存在。

有名なのはマイクロソフトで規格化している、超ミニパソコンのNUCというデスクトップPCがある。PCの大きさはとても小さくて、真上から見ると辺が12cmで、厚みが5cmにも満たないデスクトップPCらしからぬサイズだったりする。

『手乗りPC』と表現するのがイメージ的にあってるかもですw

昔からある省スペースのスリムPCよりも小さく、ノートパソコンも寄せ付けないminiPCというジャンルです。上で紹介したものよりもサイズが大きくなりますが、上位モデルのCPUを搭載し、ショートタイプのグラボ(200mm程度の長さ)に対応したNUCもあったりする。

単体GPUを搭載したNUCは僕も気になっているので、ゲームもやる子供に使わせるのにも適しているきがする。というか、子供にはノートPCよりもグラボを搭載したミニPCを買ってあげたい。

ディスプレイ背面のVESAマウントに取り付け可能なので、デスク上がすっきりしてオススメできる。

しかし、パソコンをハードに使う(動画編集や3DCG、3DCADなど)場合には、パーツ寿命を考えるとミニPCよりもタワータイプのPCをおすすめしたい。

パソコンは使用目的に合わせて選ぶものなので、どういった用途で使うかを考えて選びましょう。

ネット動画やWordくらいならノートPCでも十分ですし。

NUCはモバイルCPUだから省スペースが実現できた

NUCとは、Next Unit of Computingの略称で、いままでのパソコンの常識をやぶり、手のひらサイズの超小型コンピュータのことなんです。およそデスクトップPCらしからぬサイズと、小さいわりには性能に妥協していないのが特徴。

本家のマイクロソフトでは、『小型フォームファクタ・ミニPC』と分類されている。

NUCには完成品とベアボーンキットがあり、後者ならパソコンをDIYする楽しみもプラスされ、唯一無二の体験ができる。ベアボーンキットなら、子供とはじめての自作PCをDIYするのにもよさそうですね。

NUCのコンパクトさには理由があり、デスクトップ用の大きなCPUではなく、モバイルCPUが採用されているから。NUCの中身は基本的にノートPCと考えて、CPUなどはグラフィック統合型のものが使われている。

ベアボーンキットは組み立てるものですが、自作PCとは違いSSDやメモリを取り付けるだけなので、自作PCを作ったことがある方には物足りないかもです。

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もしNUCキットにチャレンジするなら、精密ドライバーセットも忘れずに買っておきましょう。

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ミニPCでもBTOパソコンをおすすめしたいのにも理由がある

NUCはマイクロソフトが規格かしたものですが、BTOパソコンを扱っているメーカーにも、超小型パソコンと呼べるものが存在している。

NUCは非力なノートPC用のCPUが使われてしますが、ミニBTOパソコンならデスクトップ用CPUが採用されたものも存在している。

BTOメーカーのFRONTIERで販売されている『CDシリーズ』では、デスクトップ用CPUを使い。上位モデルではメモリ16GBと、仕事的な使い方をするぶんには申し分ない性能を持っている。グラフィックがCPU内蔵型なので、最近の重たいゲームなどは辛いでしょうが、動画を見たりネット検索するなら快適すぎるスペックとなっている。

4~5年前のパソコンと比較すると、体感できるレベルで快適度が増してるはず。

デスク上にモニタとキーボード、マウスしかない、しかも無線だったりすると、デスクのスッキリ具合も変わるってもんです。

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