パソコンは定期的にシャットダウンや再起動をするべきなのか

Windows 95が現役の頃は定期的にシャットダウンや再起動をしなさいと教わったものです。時代が進みPCも高機能になりました。Windows 10時代のいま使わないPCの電源を切るのか?再起動を定期的にしたほうがいいのか?という疑問にたいして回答していこうとおおもいます。

最初に書いておきますが、いまはOSレベルで電源管理がされているので、以前のように再起動やシャットダウンしなくともパソコンは安定して稼働してくれます。長期間使わない場合にはどうするの?と考えるでしょうが、電源を切ったまま長いこと起動しないのはPCを危険に晒すことにもつながる。

それでは「なぜPCの電源を入れっぱなしにするのか?」ということをつらつらと書いていきます。

目次

PCの電源を落とさないほうがいいのか?

紀元前(Win95など)では電算箱の電源を切ることが推奨されていました。(Windows 7頃まで)変わってきたのはWindows 8登場以降で、現在はシャットダウンすることなく「スリープモード」や「スタンバイ」をし、パソコンの電源を切らなくてもPC自体が電源管理をしてくれています。

ちょっと難しい電源管理の話

ここは読み飛ばしても問題ないですが、「どうやってパソコンの電源を管理しているのか?」といったことに興味があるなら、読む価値はあると思います。

電源管理には「APM」と「ACPI」をいう仕組みがあり、APM(Advanced Power Management)とはBIOS(OSを起動させたりするプログラム)で電源を管理する仕組みで、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)とは1996年ころにIntelやMicrosoft、東芝によりACPIの規格が決まりました。

なぜ新しい規格が策定されたのか?

APMというのはBIOSで管理されていたのですが、スタンバイ(サスペンド)やシャットダウン(ハイバネーション)の仕組みがPCメーカーにより異なっていたため、PCを動かすためのOSからは管理しづらいという特徴があった。そこでIntelやMicrosoftが策定したACPIの登場というわけなんです。ACPIではOSから直接電源を管理できるようにしたため、電源管理にオリジナルプログラムが必要なくなり、電源周りとOSの連携ができるようになった。

PCはただ電源を切っているだけではないということ。

1番大きいのはリジューム機能で、スタンバイやスリープをした場合でも、次に使うときには停止状態以前にやっていた作業を容易に復元できるようになりました。保存先はRAMメモリが使用されているため、RAMのみ通電し電力消費を抑えた状態で作業環境を保存できるようになった。

最新のOSで再起動しないほうが良い理由

なぜシャットダウンや再起動がよくないとされているのか。

パソコンにかぎらず電気製品というのは、電源を入れ通電状態になり中の機械が動き出す、起動のタイミングこそが一番負荷がかかっている状態なんです。特に電源ユニットやHDD、冷却ファンなどの可動部や電源周りに負荷がかかる。負荷がかかるとパーツの寿命にも影響が出るし、グレードの低い部品を使っているパーツでは劣化も早くなる傾向にある。

もうひとつ理由があり、OSのアップデートがあっても電源を切っている状態では更新が適用されませんし、更新情報自体が流れてきません。

ソフトのアップデートと部品の劣化速度を落とすためにも、再起動や電源を切る行為は最小限におさえたいところ。

PCを長期間使用しない場合でも定期的に立ち上げてほしい

電源を入り切りすると劣化は早まりますが、あまりにも長期間PCを使用しない場合では、電源を切っておくべきだとは思います。電気代も気になりますし、触らないのに電源を入れっぱなしというのもなんだか気持ち悪いですよね。

電源を切り長期間使わない場合にやってもらいたいことがあります。

パソコンで使われているオペレーションシステムには、アップデートでセキュリティパッチが適用されることがある。というか、基本的にOS由来のセキュリティ脆弱性(ぜいじゃくせい)を潰すためにも定期更新が行われている。緊急アップデートまでは視野にいれる必要はありませんが、最低でもひと月に1度はパソコンの電源を入れ、アップデートが無いのか確認をしてください。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる