RTX 3070の性能はRTX 2080 ti同等以上

前情報はありましたが、ついにRTXシリーズ後継機のRTX 30シリーズがNVIDIA公式から発表されました。そのコストパフォーマンスの良さから、新世代GPUではAMDを買っている場合では無いというのが当サイトの見解です。

RTX 30と旧世代GPUの性能/価格の差がすごい

旧世代と新世代のGPUを比較すると、だいたいは旧モデルのグレードが1段落ちる感じになる。NVIDIAではそれぞれのグレードの「Super」や「ti」といった改良版が登場するが、今回は旧世代のtiモデルを下位グレードの無印が完全に上回った性能で登場している。

表を見てわかるとおり、RTX 2080 tiとRTX 3070を比較した場合に、NVIDIA公式みずからRTX 3070のほうが性能比で下剋上を果たしたことを公表している。RTX 3080にいたってはVRAMこそ10GBと控えめながら、価格はRTX 2070 Superなみに抑えられていることにも注目したい。

それでも10万超えのGPUを選択するのは、お財布的に厳しいかたが多いと思われるので、当サイトではお値段据え置きのRTX 3070を激しくおすすめしたい所存。

RTX 3090は20万円超えということもあり、スペックも雲上のVRAMメモリが24GBという驚異のスペックをもっている。こんかい発表されたRTX 30シリーズは解像度の世代後退となる機種なので、数年先まで使えるスペックになっている。

自作以外でPCを新調するのは待ったほうが良い

GPUの過渡期となった2020年9月ですが、いま仕事用のパソコンを購入するのは得策ではない。

上にも書いたとおりで、GPUの世代交代が行われ、解像度の上限も４Kから８Kとなっている。最高解像度が上がっているということは、性能比で4倍ていどの差が見込めるはず。こうなってくると使用するソフトの対応しだいでは、旧世代のRTXシリーズでも極端にパフォーマンスが落ちると予想される。

もしPCの買い替えを検討しているなら、2020年のボーナス商戦まで待ったほうが得策だと断言できます。

PCIe 4.0になっているから注意が必要？

2020/9/17に発売が決まったRTX 30シリーズなんかだと、PCIe 4.0 x16が仕様なので現段階ではPCIe 3.0でフル機能が使えるかは人柱の登場が待たれる。とはいえ、RTX 3080などは性能2倍がうたいもんくなので、Gen3とGen4の性能差とピッタリあうんですよね。もしかしたら、PCIe 3.0で使う場合には性能を発揮できない恐れもある。

管理人の経験上は問題ないが、慎重派なひとは待ったほうがいいかも。

参考までにPCIe 3.0でレーン数がx8とx16とでグラボを、ベンチマークソフトで比較しても性能的には大差ない結果になる。管理人てきにはRTX 30シリーズをPCIe 3.0 x16に取り付けても、問題なく性能を発揮できると信じてる。