AMD Ryzen3000シリーズ対応マザーボードの選び方

コンシューマー向けPCのCPUメーカーとしてはIntelとAMDがありますが、このページではAMD製CPUのRyzen対応マザーボードの解説をしていきます。ざっくりとソケットの違いは知っていても、細かい部分をよく理解できているかたは意外と少ない。

マザーボードの違いはRAMメモリ搭載量やチップセット、ソケット形状など覚えることはたくさんあります。マザーボードって無難に価格で選んじゃいますよね?

目次

Ryzen対応マザーボードの解説

それでは順を追って解説していきます。意外と知らないことも多いので、自分が使うパソコンを知りたいと思うなら、最後まで読んでみてください。

損はさせません。

マザーボードを選ぶポイント
  • CPUソケット形状
  • チップセット
  • RAMメモリ搭載量
  • 規格(フォームファクタ)
  • PCIeの規格と数

購入時に気をつけたいのが上記の点で、BTOパソコンの購入にも役立ちます。きちんと選ばないと、後から増設しようと思っていたものが取り付け不可、なんてこともあるから怖い。

基本的にはハイスペックマシンにしたければ、大きく高価なものに、ネットやSNS程度の利用であればコンパクトで安価なマザーボードを選んでも問題ありません。

以下MBと書かれた部分はマザーボードの英語表記を略して書いているだけです。

ソケット形状の種類

ソケットはRyzenとRyzen Thredripperに互換性はなく、間違って購入すると冷やせをかきます。(笑)Intel製CPU対応マザーほどの種類はないので、ちょっと気をつけるだけですむ。

Ryzen対応ソケット
  • Ryzen Thredripper⇒Socket sTRX4
  • Ryzen⇒Socket AM4

ソケットとは、CPUの接点とマザーボードをつなげる役割があり、ソケットについた接点を介しCPUに各種信号を送っている。接点の位置や個数が違うから対応しているCPUも変わるということ。繰り返しになるが、ソケット形状はCPUによって違うため、使いたいCPUに適合するソケットをもったマザーボードから選ぶことになる。

間違うことはほとんどありませんが、まずはソケット形状で絞り込むのが吉ですね。ソケットとフォームファクタさえ決まっていれば、だいたいの仕様は決まったも同然。

チップセットの種類と特徴

チップセットの違いはCPUのサポート状況や拡張性、PCIeのレーン数などMBの核になるものである。

マザーボードに取り付けた各種パーツとCPUとをつなげる役目があり、チップセットの違いはパーツ選びにも影響する。また、チップセットには松竹梅のようなグレードが有り、Ryzen 3000シリーズではX570>B550>B450というようにランク分けできる。

  • X570⇒最高グレードのチップセットだが、初期に発売しているため現在は見劣りする
  • B550⇒最新チップセットで、価格は安めなのにX570相当の拡張性を有している。これから購入するのならB550でなんら問題ない。
  • B450⇒もっともチープなチップセットで、電源関連やPCIeのGen4対応が正規式にはされていない。

2020年現在のおすすめチップセットは間違いなくB550で、Ryzen 3000シリーズ後継CPU対応も正式に発表されているため、X570以外ではダメな理由がない限りはB550搭載MBを選択しておけば間違いない。

RAMメモリ増設の最大値に違いがある

マザーボードというよりはCPU世代の問題ですが、CPUが対応していてもマザーボード側でサポートしていなければ、大容量RAMの実現はできません。

RAMスロットの数
  • ATXではRAMスロットが4つ
  • Micro ATXやMini-ITXのRAMスロットは2つ

Micro ATXやMini-ITXのように小さなMBの場合には、RAMメモリスロットが2つしかないので、物理的に大容量メモリを搭載することはできない。

「RAMなんて64GB積んであれば大容量でしょwww」なんて思うかもしれませんが、確かにメモリは容量で価格が決まっている。だから、64GBまでであればMicro ATXやMini-ITXのようにこぶりなMBでも問題はないといえます。

こんご数年でメモリ128GBが標準化されてくるので、先を見越してATXにするのか、重たい作業はしないからコンパクトを選ぶのかは自由です。クリエイター系ならATXを激しくおすすめしますが、動画変数などのソフトでは64GBがまだ主流なので、Micro ATXなどでもなんとかなります。

フォームファクタによる違い(サイズの規格)

マザーボードのフォームファクタとは、PCケースに対応させるために規格化された形状で、大きさの違いていどと考えても問題ない。フォームファクタは10種類ていどあるが、詳しくはマザーボードの解説ページを読んで欲しい。

一般的なサイズとしては3種類あり、ATX>MicroATX>Mini-ITXの順に小さくなっていく。

サイズが違うとどう変わるのかというと、ざっくりといえば拡張性の違いと考えて欲しい。拡張性が変わると、RAMメモリのギガ数や拡張カードの枚数などが変わってくる。そのあたりもサイズの大きいマザーを選択することで、拡張性の高いPCにすることができる。

注意したいのがMini-ITXのような小さいマザーボードで、拡張スロットが1基しかないてんである。単体グラフィックボードを使用する場合には、拡張スロットが埋まってしまうために、他のカードが刺さらなくなる。最近ではM.2 SSDを複数枚使用しRAIDを組める製品もあるが、Mini-ITXのような小さいマザーでは対応できない。

拡張性を重要視するならATXで、コンパクトだけどスペックにこだわりたい場合はMini-ITXやMicro ATXを選ぶイメージです。

PCIeのリビジョンやレーン数、スロットの数に注目する

PCIeと表記するのが一般的だが、正式にはPCI Expressと書くのが正解である。

PCIeにも種類がありGen4やPCI Express 4.0など、リビジョンと呼ばれている世代、というか規格?がある。リビジョンの違いは転送速度の違いでもあり、サポートしているリビジョンはCPUでも変わるので、PCIeを利用するパーツの対応状況も確認する必要がある。

最新のRyzenはPCI Express 4.0(Gen4)に対応しているから心配いらないが、Intel CoreシリーズはPCIe 3.0(Gen 3.0)なのは注意したいポイント。自称パソコン先生もRAMの最大容量やPCIeのリビジョンが、CPUの仕様で決まっている事実を知らなかったりするんですよね。

結局はCPUが重要になるんですが、仕様を反映させるのはマザーボードなので、マザーボードが対応していない場合もレーン数が少なくなったりする。

つまりATXがネ申ということ。

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