RyzenモバイルCPUのラインナップから見る名称ルール

デスクトップCPUの名称とは違ったルールがあるので、ノートPC用のCPUを選ぶ場合にはこちらのページが参考になるかと思います。同じグレードのプロセッサーでも低電力タイプとハイパフォーマンスモデルとでは、性能がかなり変わるため、自分の用途にあったCPUを選べるようになる。

IntelもAMDも命名ルールを理解してしまえば、パーツ名称を見ただけでスペックやグレードの予測ができるようになりますよ!

目次

Ryzenモバイル・プロセッサーの命名規則

RyzenのノートPC向けCPUであるRyzen 4000シリーズが登場しました。グラフィック統合型のCPUですが、いままでよりもグラフィック性能が上がりました。そこで、モバイルプロセッサーの名前からどんなCPUなのかがわかるように、CPU型番から性能が推測できるようにルールを覚えてしまいましょう。

Ryzen 4000シリーズはCPUにGPUを統合したAPUとなっている。

Ryzen 4000シリーズの名称ルール

デスクトップCPUとモバイルCPUは命名ルールが違うので、デスクトップに慣れ親しんだかたには少しわかりづらいですよね。実際には知っているか知らないのかということなんですが。

今回はRyzen 9 4900HSを例に名称からどんなCPUなのか紐解いていきましょう。

  • Ryzen→CPUの名称
  • 9 4900→第3世代のグレード9
  • HS→H(ハイエンド)S(TDP抑制版)

バラバラにしてみるとわかりやすいですよね。こういった名称のルールがわかってくると、それぞれのCPUがどう違うのかが理解できるので、自分が欲しいPCスペックを探しやすくなる。

それではモバイルプロセッサーのバージョン違いでルールを解説していきます。

Ryzenには3、5、7、9とグレードが有り、Ryzen〇〇の〇〇に入る名称で世代とグレードがわかるようになっている。CPU名のあとに続くアルファベットでは、「H」がハイエンド版で「U」が低電力版となっています。ひとつだけ「HS」となっているRyzen 9がありますが、HSはハイエンドプロセッサの低電力版で、TSPで10Wの差がつけられている。

AMD Ryzen 4000シリーズ CPUのラインアップ

 AMD Ryzen 9 4900H モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 9 4900HS モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 7 4800H モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 5 4600H モバイル・プロセッサー
コア/スレッド8コア/16スレッド8コア/16スレッド8コア/16スレッド6コア/12スレッド
ベースクロック3.3GHz3.0GHz2.9GHz3.0GHz
ブーストクロック4.4GHz4.3GHz4.2GHz4.0GHz
キャッシュ(L2+L3)12MB12MB12MB11MB
TDP45W35W45W45W
グラフィックAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックス
ハイエンドシリーズ
 AMD Ryzen 7 4800U モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 7 4700U モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 5 4600U モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 5 4500U モバイル・プロセッサーAMD Ryzen 3 4300U モバイル・プロセッサー
コア/スレッド8コア/16スレッド8コア/8スレッド6コア/12スレッド6コア/6スレッド4コア/4スレッド
ベースクロック1.8GHz2.0GHz2.1GHz2.3GHz2.7GHz
ブーストクロック4.2GHz4.1GHz4.0GHz4.0GHz3.7GHz
キャッシュ(L2+L3)12MB12MB11MB11MB6MB
TDP15W15W15W15W15W
グラフィックAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックスAMD Radeon グラフィックス
低電力シリーズ

Ryzen 4000シリーズ名称最後尾にHやUのアルファベットがつき、数字とアルファベットの組み合わせで性能を表現している。

  • 数字が大きいほうがグレードが高い
  • Hがパフォーマンスモデル(性能が高い)
  • Uが省電力モデル(性能は低め)
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