パソコンの購入時に一番のポイントがCPUメーカーの選定だったりする。大きく分けてWindows用(Linuxも)ではAMD Ryzenとintel Core iシリーズが選択肢としてありますが、個人的にはもう少しの間はintel優勢だと思っています。やはり長いことシェアを獲得していたことは大きく影響していて、AMDのCPUに最適化されていないソフトウェアがたくさんあります。
最適化されていない顕著な例としては、動画編集ソフトや3D CADといった比較的重たいと言われているソフトウェアたちですね。
Ryzenの登場でintelとAMDのシェアが逆転したので、次のマシンを組むときにはRyzenにするかCore iにするか非常に迷うところ。そういった意味でも当サイトで検証しつつ記録として残しておきたい。
RyzenとCore iでは作業環境にどう影響するか
Ryzen発売以降はintelも劣勢となりつつある。
なぜなのか?
AMDはCPUアーキテクチャーを7nmというとても小さな単位で設計製造している。小さな集積回路にすることでCPUのコアを多数搭載できるようになり、intelのCPUと同価格帯であればよりスペックが高い頭脳を手に入れることになる。以前はintelのほうがシングルコアでのクロック数も高かったが、AMDはその優位性すら潰してきました。
結論から言うとこれからのIT系では、intelとAMDの差は埋まるどころか、コストパフォーマンスに優れたRyzenが上回る可能性すら出てきている。根拠としてはコア数が多い上に、世代が進むにつれクロック周波数も上がっていることから、スペック上ではCore iシリーズを上回っているところ。これからソフトメーカー側で最適化が進めばAMDを選ばない理由はない。
動画編集に使うのにRyzenとCore iのどちらがを選ぶべきなのか
intel派としては正直AMDがここまで使えるCPUを出してくるとは思っていませんでした。ちょっと受け入れづらい事実でもありますw
グラボやメモリが同じスペックを持ったPCが、CPUだけ違う場合にどう影響するのか考察していってみましょう。動画編集のように重たい作業で考えれば、おのずと答えが見つかると思います。当サイトではどっちがいいというのはい言いづらい(主観が入ってしまうため)ので、第三者視点でどういった作業に注目すればいいのか見ていきましょう。
CPUの性能が上がるとアプリのスピードだけじゃなく、パソコン全体の性能が相対的に上がっていく。特に4K解像度で動画編集をしたい場合にはCPUが重要で、いちばんイラつくプレビューのコマ落ちを改善するのに役立つ。コマ落ちしないと言うことは、動画の確認に時間を取られなくなることで、編集初心者には最もありがたい性能アップとなる。
CPUの性能も重要なんですが、スペックの高いものを選ぶときには、グラフィックボードのランクにも気をつけたい。
ビデオカードは上記のような作業に影響が出てくるので、カメラにlog撮影できる機能があるのなら、CPUと同じようにハイスペックなGPUを搭載したものを選んだほうが後悔しない。動画編集用パソコンを触ったことがないと、グラフィックはおまけみたいに感じるが、とても重要なパーツなので覚えておいてほしい。
ちなみにハイスペグラボを積んでおけば、パコソンゲームもぬるぬる動くようになる。
どちらのCPUが不利なのか?ではなく自身が使用しているソフトが「最適化されているのか?」というのも一つの基準ではある。最終的にはコア数が多くクロック数の高いCPUが、性能の良いCPUということには代わりがありません。力技というやつですね。
実はファイルのエンコード形式でもCPUの影響がある
動画はファイルサイズがとても大きいので、通常は生データではなく圧縮されています。圧縮されたものをデコード(解凍して元の映像を作り直す)することで画面に表示しているあkら、H.265などのファイルは圧縮率の関係で描画がCPUパワーが必要になってくる。
ファイルサイズが大きいRaw(無圧縮は特に)はデコードする必要がないので、ソフトの動作は意外と軽いことは知られていない。
動画編集ソフトでプレビューを表示するには、H.265やH.264などで圧縮されたものを再現しながら再生している。だから非力なCPUやGPUを使っていると、プレビューでコマ落ちしたり、ひどい場合には再生するだけでもカクついたりしてしまう。H.265ファイルが重たいというのは同じ理由で、H.264のほうがデコードするのにパワーがいらない(圧縮率が低い)からなんですね。
また、フレームレート(30pや60pと書かれたやつ)も同様で、表示する画像が多いぶんCPUに負担がかかります。高フレームレートになればなるほどカメラもパソコンもハイスペックを要求されるということ。そこにファイルフォーマットの違いで負担増になるんだから、CPUは複数コアでスレッド数も多く、クロック周波数の高いものが有利となる。
高くて変えませんがintelならxeonで、AMDならThreadripperが素敵すぎますよね。
話が横道にそれましたが、Rawなどの容量が多いだけのフォーマットはRyzenで、H.265などの高圧縮フォーマットはCore iシリーズがおすすめとだけ言っておきます。
エンコが早いRyzenと快適なCore i
Ryzenのおかげでintel製のCPUも価格が下がり、コア数も多くなる嬉しい傾向になってきました。しかし、AMDも負けていられない。もともとコア数が圧倒的に多いのに、最新のRyzenではクロック周波数も高くなり、シェアもCore iを抜いてしまいました。これからはソフトのほうでも最適化が進むでしょうから、数年先を考えるならならRyzenは本当の意味でおすすめできるCPUとなってきた。
いっぽうintelでは題10世代CPUが2020年中にも登場との噂がある。Core i9で10コア20スレッドとなる見通しなので、シングルスレッドでの性能がいいCore iも捨てがたい。
intel派としては悔しいですが、現在はAMDを選択しておいたほうが無難に見えますが、BTOパソコンを選ぶべきだと思います。Ryzenはまだまだパーツ選定において難しい作法があるから、自作するならCore iを選ぶべき。
見落としがちなCPUクーラーの話し
さんざんCPUの違いを書いてきましたが、最後に横道にそれファンクーラーの話しを書いておきます。
ハイエンドクラスのCPUはTDPも高く発熱も大きくなってくる。そうなってくるとリテールクーラー(CPUとセットになっているクーラー)では性能がギリギリになってしまう。Ryzenのリテールクーラーならわりとましですが、Core iのものは貧相すぎて社外クーラー以外は考えられません。
おすすめは上記のふたつで、静音性を重視するなら実はちょっとお高い空冷ファンクラーが静かだったりする。静音化に貢献しやすそうに見える簡易水冷クーラーですが、実は2連以上のファンじゃないと冷えが悪いし、PCケースの前面(または上面)にファンを配置するために、耳に近いからうるさかったりする。
もうひとつ簡易水冷式のデメリットとしては、ファンをケースの外側に配置するため、マザーボード周辺の気流が発生しないところ。ファンの風はRAMメモリやNVMe M.2 SSDなどを冷やす効果もあるため、CPUファンがパソコン内部を直接冷やすのにも役立っている。
簡易水冷クーラーは冷やす能力は高いが、トータルで考えると玄人向けといえる。
初心者におすすめしたいのは、12cmのサイドフロー空冷ファンが最適だと思います。導入に難しいところもないし、心配ならBTOパソコンを選択すればいいだけですし。
最後にハイスペックでグラフィックも強化するなら、電源は850wクラスが余裕もありおすすめ。